アラサーヲタクの戯言

J事務所とびじゅある系が好きなアラサー女の思ったままを書くブログ

KAT-TUN

この話はKAT-TUN担当ではない私が書くべきではないのだろうが心に留めておけない想いが溢れて止まらないので支離滅裂でも書く。
憶測や噂など大変失礼な書き方をしている所もあるがご容赦いただきたい。


ベストアーティストでのじゅんのの突然の脱退&退所発表。
\キンキ!!!/(パンパン!)
\キンキ!!!/(パンパン!)
と盛り上がっていた私のTLも、皆さんと同じだと思うが「え?」がひたすら並んでいた。
理解ができなかった。
なんで?来年10周年でしょ?四人になって軌道に乗ってるときじゃないの?春に10周年の全国ツアーすると思ってたよ?

そりゃ~そりゃ~画面を直視できなかった。

ツラい…なんだこれは。

光一さんのバックをするために結成されたKAT-TUN
90年代後半からキンキが大好きだった私。
だがキンキとは年齢が10才近く違い、私が彼らを知った時にはすでに何年も芸歴を重ねたカッコいいお兄さんだった。
それに比べてKAT-TUNはほとんど同じ年齢で、キンキを追いかけていた私にとってはそれこそ初めて結成から全てを見るグループだった。
勿論、キンキが私の中では一番なのはそれはそうさたしかにそうだけど、ジャニーズがダサいと言われていた私の周りの人間すらも巻き込んだKAT-TUNはそりゃもう会話の中心だったし、本当に大好きだった。
私の青春を語る上でKAT-TUN抜きでは語れないほどKAT-TUNは特別なグループだった。

THE今時の若者!と言った感じの茶髪にブリーチした細眉、首にはネックレス、腕にはブレスレット。着崩した服と腰パンで周囲の言葉に素直に従わない、これが個性だ!と主張する彼らが、思春期まっただ中でイケてるイケてないを気にして生きていた私には何より輝いてみえた。

着崩すことになんの輝きもなく、ただの反抗に過ぎなかったことは後のメンバーからも「今、KAT-TUNみたいな後輩いたらブッ飛ばしますね。今になってあの時の先輩の気持ちがよく分かります(苦笑)」と言う言葉が出たがその時はこれが物凄くカッコ良かったのだ。
勿論、反抗するカッコ良さだけではなくそれまでのジャニーズにはなかったまとまりよりも個々の個性とワイルドでセクシーを推している所。
キラキラと言うよりもギラギラしたような楽曲を歌う彼らは本当にカリスマだった。

そんな個性のぶつかり合いで自由なグループが大人になった結果、着崩すことが間違った個性の出し方だと気付けたメンバーは礼儀を重んじる大人に成長し、気付けなかったメンバーはジャニーズなんてダセェ。と言うもっとダセェ態度をとり仕事に対する意識の差が明確に見られるようになった。

そんな中での仁の脱退。
アメリカ留学前のグループ内のギスギスした感じが帰国後は幾分和らいでいたものの、それからのやる気の無さもよく目にしていたので脱退に関しても多少ショックは受けたものの「あ、やっぱりね」と言う気持ちの方が大きかった。
5人で再出発するKAT-TUNにワクワクした。

聖の脱退。
良くない噂はよくされていたので聖の脱退も予感はしていたものの、仁の脱退を経験して辛かったのになんで…?どうして…?と言う勝手な失望があった。

でも残されたメンバーが脱退した二人を責めなかったこともあり、私も失望はしたもののそれぞれの選択を間違いだと思ったことはなかったし、続けていた所で遅かれ早かれ辞めていただろうと思うので今でも二人の選択は間違いではないと思っている。

二人が抜けたKAT-TUN
世間的にもKAT-TUN=好き勝手やって減る人たち。
残ったメンバー可哀想だしどうするの?
そんなイメージがついてしまいこれからどうなるんだろう…そう思いながらも強い気持ちで再出発した四人。
KAT-TUNが初めてまとまっている。
ジャニ離れしていた私ですらそう感じた。

そして最近ではそれぞれにキャラが定着してきてファン以外からも覚えられ、好感を得ていたと思う。
特にじゅんのに関してはダジャレが定着し、所さんのニッポンの出番を毎週見てはニコニコしながら楽しんでいる彼にこちらも嬉しくなったし、ゲイの方々に笑顔で揉まれるVTRには無限の可能性を感じた。ジャニーズにはなかなかいない180㌢を超える長身と小顔でもっともっとジャニーズのドラマ枠を拡大してくれるんだろうと勝手にわくわくしていた。
来年の10周年も間近に控えKAT-TUNはどうなるのかな?と楽しみにしていた。

そんな良い状況でのじゅんの突然の脱退&退所発表だったからこそ、とてもじゃないが受け入れ難く、なんで?どうして辞める選択をするの?と言う思いが強かった。

だが仁と聖、二人の脱退を経験し、残されたメンバーがどれだけ傷付くのかを分かっていてなお脱退と言う道を選んだ彼の気持ちを考えると並大抵の決意ではないのだなと分かったし、彼の人生は彼のものだからそれをとやかく言う資格などこちらには無いのだと言うことも思った。
思ったのだが、残りのメンバーのコメントを読んで、納得できていない複雑な気持ちが表れていて心が痛くなった。

KAT-TUNがどうなるのか。
KAT-TUNがなくなってしまうかもしれない。今こそファンの声が必要な時」ととある芸能レポーターの方は言っていた。
こちらの気持ちとしてはKAT-TUNに無くなって欲しくない。
でも私は複雑だった。
残されたメンバーはどうしたいのか。
彼らの人生は彼らのもの。
彼らが望まないのならいくら自分が望もうと声を出すべきではないのではないか。
上田くんと中丸くんのコメントからはKAT-TUNを続けたい、無くしたくない、そう思っているのだなと理解した。
じゃあ亀は?亀のコメントを読んでもKAT-TUNを続けたいのかどうなのか。
それだけが分からなかった。

どうしたら良いのか。どうなのか。
泣きたくなる感情の中、ひたすらにグルグルと悩んでいた。

そんな中、この文章を書いている途中に亀がファミクラでファンと直接触れあい、「KAT-TUNを続ける」としっかりと意思表示したと言うのを見た。

私の心は決まった。

じゅんのショックから抜け出せず、彼の人生を応援することも彼の選択を批判することもできなかった私の心がハッキリとした意思表示をしていなかった亀のハッキリとした行動ですべてが納得できた。

KAT-TUNはもっともっと結束を固めてもっともっと大きくなるだろう。
また新たに生まれ変わったKAT-TUNに無限の可能性を感じる。

彼らの人生は彼らのもの。

これからどんな選択をしてどんな風になるのかは分からないがどんな選択だろうと目をそらすことなく真正面から受け止めたい。